育毛剤の成分と効能

 世には様々な育毛剤が出回っています。 宣伝文句だけに踊らされ、わけも分からず値の張る育毛剤を使っていっても効果的ではありません。 また育毛剤の効能を計るには6ヶ月以上の時間が必要です。 とっかえひっかえ使っても無駄な時間を費やすだけです。 そうならないために育毛剤に関する正しい知識を身に付けておきましょう。
 ここでは、各育毛剤にはどのような育毛成分が入っていて、どのような効能を示すのか、正しく理解していきましょう。

 

 ①薬用9696EX・・・アデランス 120ml 定価6300円  医薬部外品

  

  ・効能:固くつっぱった頭皮を、健康で柔らかい状態に導き、髪を作り出す力を与える。
  ・成分別効能
   /センブリ:毛髪の成長を促す成分 
   /ホウセンカ:髪に弾力を与える成分
   /トウキ・シャクヤク・センキュウ・ジオウ:頭皮の血流をサポートする成分
   /アロエ:古くより用いられてきた、頭皮を柔軟にする成分
   /ベニバナ:頭皮・毛髪の保湿成分

 

 ②薬用アデノゲン・・・資生堂   150ml  オープン価格 医薬部外品

  

  ・効能:発毛促進因子を産生させ、 毛髪の成長期を延長する。
  ・成分別効能
   /アデノゲン:発毛促進因子を産生する成分

 

 ③NFカロヤンガッシュ・・・第一三共ヘルスケア 120ml 定価4500円 医薬品

   

  ・効能:頭皮及び毛根両面へのアプローチにより発毛環境を整える。
  ・成分別効能
   /
塩化カルプロニウム:血行促進作用のある主成分
   /カシュウ(育毛生薬):脂質除去作用
   /チクセツニンジン(育毛生薬):毛根刺激作用
   /ヒノキチオール:殺菌作用により頭皮のふけやかゆみを抑える

 

 ④薬用紫電改Z・・・カネボウコスメット 220ml 定価6000円 医薬部外品

  

  ・効能:「髪やせ」を防ぎ、毛を太く、硬く育てる。
  ・成分別効能
   /オイゲニルグルコシド:頭皮柔軟(保湿)成分 丁子から抽出
   /l-メントール:頭皮洗浄、殺菌成分
   /
ジアルキルモノアミン誘導体:血行促進成分
   /ビタミンEアセテート:血行促進成分
   /ニコチン酸ベンジル:血行促進成分
   /Dーパントテニルアルコール:毛母細胞賦活成分
   /セファランチン:毛母細胞賦活成分
   /イソプロピルメチルフェノール:殺菌成分
    /ヒノキチオール:殺菌成分
   /オスモインエキス:頭皮保湿、柔軟成分

 

 ⑤薬用毛髪力・・・ライオン 200ml 定価:? 医薬部外品

     
 
 ・効能:発毛促進+脱毛抑制の2つの効果
  ・成分別効能
   /サイトプリン:毛根細胞内のタンパク質(エフリン・BMP)生成促進
   /ペンタデカン:毛根細胞内のタンパク質(ケラチン)合成エネルギー供給
   /ビタミンE誘導体:血行促進
   /オキナワモズク:保湿成分
   /乳酸オクチルドデシル:浸透促進
   /ピロクトンオラミン:皮脂酸化抑制

 

 ⑥モウガ・・・ツムラ 120ml 定価;5000円 医薬部外品

  ・効能:生薬のシナジー効果で毛包細胞を増殖、深く根強い髪にする。
  ・成分別効能
   /ショウキョウチンキ(生薬):血流を促進し毛包細胞の増殖促進
   /センブリ抽出液(生薬):血流を促進し毛包細胞の増殖促進
   /ニンジン抽出液(生薬):血流を促進し毛包細胞の増殖促進
   /ボタンピエキス:植物性保湿成分

 

 ⑦リアッププラス・・・大正製薬 60ml 定価:5500円(税込み) 医薬品   

   

  ・効能:壮年性脱毛症における発毛剤(日本で唯一)
   ・成分別効能
   /ミノキシジル:毛包に直接作用し細胞の増殖やタンパク質の合成を促進
   /酢酸トコフェロール:過酸化脂質の生成を防ぎ、頭皮を保護
   /l-メントール:頭皮のかゆみをおさえ、清涼感を与える
   /パントテニールエチルエーテル:毛細胞に栄養を補給

 

 医薬品と医薬部外品の違いは、簡単に言うと、ある決まった用法、用量があって、効能や効果が認められているものと、そうでないものの違いで、残念ながら、今の所、男性型脱毛症に効くと、認められているのは日本では大正製薬の「リアップ」だけです。 医薬品としては、その他に第一三共ヘルスケアの「カロヤンガッシュ」がありますが、男性型脱毛症に効くというよりは円形脱毛症や病後、産後の脱毛に効くという感じすね。 米国ではミノキシジルの濃度がより濃い「ロゲイン」がありますが、日本では認められていません。

  

育毛・発毛の基礎知識

 どうやら本格的に育毛・発毛について勉強しなくてはいけなさそうだ。 育毛・発毛剤の宣伝文句だけに囚われ、踊らされ、高い買物をした結果が無駄だったら情けない。 またこの世には認可も取られていないような育毛剤もはびこっている。 高い育毛剤を買って副作用に襲われたらもっと悲惨である。 従ってちゃんとした知識と理解のもと育毛・発毛剤選びをしていきたい。

 インターネットで少しづつ勉強していくと、育毛・発毛剤の種類は大きく3つに分類できることが分かる。 まず一つ目は頭皮環境を整えるもの。 これらは総称して一般的に育毛剤と呼ばれている。 頭皮環境を整えることで、髪の毛を育ちやすくするのである。 2つ目は毛母細胞に作用して、休止期に入って薄くなった髪の毛を成長期の太い髪の毛にかえるもの。 これらは発毛剤とよんでいいだろう。 そして3つ目は、男性ホルモンを抑えて、脱毛を抑制するものである。 

 世の中で最も色んな商品が出回っているのが一つ目の育毛剤であり、価格もピンからキリまである。 

 2つめの発毛剤で、今まで科学的な見地からの発毛効果が認められているのは、ミノキシジルという成分のみである。 元々は血管拡張剤として医療用に使われていたものが、被験者に体毛が濃くなるという現象が現れたため、改めて発毛剤として開発されたものである。 日本ではミノキシジル濃度1%の「リアップ」が大正製薬から発売されている。 米国では濃度2%と5%タイプの「ロゲイン」という商品がFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けて発売されているが、日本では認可されていない。

 最近は飲み薬としての育毛剤も出ているが、これは3つ目の男性ホルモンを抑えるタイプの育毛剤である。 直接塗っても皮膚からは浸透しにくいため飲み薬タイプとなっている。 この商品は「フィナステリド(商品名:プロペシア)」と呼ばれ、平成17年12月に認可が下りている。

 

 管理人が試したサクセスは分類的には一つ目の頭皮環境を整えるタイプのものである。 使い始めは確かに抜け毛等の防止効果はあった。 しかし長期的には効果が薄れてきた。 

 この分類の育毛剤は世の中に五万とある。 色々試してみたいが効果確認には時間を要するため、試している間に禿げてしまったらどうにもならない。 2つ目や3つ目の分類の育毛剤に挑戦するしかなさそうだ。

 

育毛剤効果が消える!!

 やはり1000円程度の育毛剤では駄目だった。 最初の使い出しの所で効果が表れたので、このまま、もしかしていけるんではないかと大きな期待を寄せて使い始めた育毛剤 花王のサクセス。 

 最初は確かに効果があった。 抜け毛の本数が格段に減ったのだ。 効果は持続するかに見えた。 しかし、使い慣れてくるに従い、洗髪時の抜け毛が以前と変わらなくなってしまっていた。 育毛シャンプーとその後のヘアトニックみたいな育毛剤。 地肌にスプレーするので、使った後が気持ちいい。 自分の場合は、他と違って、地肌が柔らかく(あくまで想定です。計ったこともないのでわかりません)、この程度の育毛剤でも、たぶん地肌のケアと一緒にきちっとやっていけば効果が出てくるだろうと思い込んでいた。 壮年性脱毛症を甘く見ていたのだ。

 花王のサクセスは半年は使い続けたと思う。 2,3ヶ月目から効果は殆ど無くなっていた。 しかし淡い期待を持ちつつ使い続けた。 そして諦めたのだ。 次の方策を考えるしかない。

 但し、花王のサクセスは、それはそれで使える。 あの清涼感は一度使うと病み付きになる。 特に夏場が気持ちいい。 育毛は置いておいて、あるいは他の育毛剤を使う際の頭皮ケアとしても使えるかもしれない。